Blog.おにぎりたまごうぃんなー

Suzuki Yuki@s12bt おべんと箱みたいに色々つめこみたい。仕事とかデザインとか料理とか好きなもののことを書きます。

リーディングトラッカーを買って、本を読むための訓練をはじめた

本は好き。小説も好きだし、技術書も好き。好きだったはずだった。
一回、鬱病をやって「時間はあるのに本が読めない」って経験をしてから、本を読むことにとても苦手意識ができてしまい、読めなくなってしまった。
でも、また楽しく本を読めるようになりたい!読みたい!!苦手克服に向けて努力してみることにした。

現時点の問題点

  • 文字を追っていたはずなのに、どこを読んでいたのかわからなくなってしまう
  • 目で文字は追っているけれど、頭に内容が入ってくる感じがしない
  • 集中力が続かない

文が読めるように、リーディングトラッカーを買った

前に見つけて気になっていたリーディングトラッカーを使ってみることに。何が自分に合うのかわからなかったので、種類がたくさん入っているやつをセレクト。

2タイプとカラーバリエーションが含まれているリーディングトラッカー
2タイプとカラーバリエーションが含まれているリーディングトラッカー

本に当ててみたところ*1

1行に集中するタイプのリーディングトラッカー読んだ前後行がハイライトされるタイプ
1行に集中するタイプと読んだ前後行がハイライトされるタイプのリーディングトラッカー

自分が文章を読むときは、読んだ文章を反芻しながら読むことが多いので、読んだ前後がハイライトされるタイプのが使いやすい。
驚いたのが色。似たような色のフィルムがたくさん入っていて、正直こんなにいらないな〜と思っていたんだけど、自分が知覚しやすい色が多分ありそう。私は色の濃さに関わらず黄色系統のフィルムが読みやすく、赤系統が少し読みにくい。
また、それぞれの本で、紙の色とか、文字の色、フォントも違うので、本によって読みやすいフィルムが変わるような気がしている。

補助道具兼、トレーニング用品の感覚

実際に使ってみて、目線だけで「いまここを読んでるよ」を覚えなくてよくなったので、文章を理解しようとするところに思考を使えるようになった感じがする。読んでいるときに集中力が一瞬飛んでしまって、また文章に戻ったときにどこを読んでいたのかわからなくなることが少なくなり、頑張って続きを読み続けられるようになった。

文章を読むというのはスキルで、文章を読まないでいると、読むための力が弱っていってしまう。弱りきっているので「文章中に集中力が切れてしまう」のような現象が起きてしまうので、また文章を読む努力をしていけば、補助道具なしにまた本が読めるようになるんじゃないか。なりたい。

まだ、文章を読むことに苦手があり、少しずつでも毎日読む習慣をつけて、物量をこなしていけるように読書記録をつけている。リーディングトラッカー使いながらも読むのめちゃくちゃ遅いけれど、何冊か読み終えたら自信になって、苦手意識が取り除けるといいな。
scrapbox.io

注意: iPadやkindleではつかえない

フィルムの静電気で、タッチ操作が誤作動してしまう。残念。
電子書籍は、文字サイズ++, 行間サイズを空けるなど、ソフトウェア側で頑張ったほうがいい。

*1:本は「みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド」