近所のすごいよく行く居酒屋「百伝」さんに独立したことを話すと、新しいショップカードを作ってほしいとお仕事をいただきました。
お店のステマを裏に見せつつ、何を考えながら作ったのかを書いていきます。
ショップカードを作る目的を作る
最初の要望は
- 思い入れのある杜氏さんに書いてもらった「百伝」の文字を使いたい
- 和風な雰囲気のものにしたい
という要望でした。
飲食店に必要なものではあるけれど、せっかく新しく作るなら目的を持ったほうがいいなと思って、どういった人に来てもらいたいか、ショップカードを取ってもらった人にお店をどう思ってもらいたいのかを一緒に考えました。
出てきたのが
- 焼酎をメインに扱っているお店なので、男性のお客さんが多いけれど女性にも来てもらいたい
- アットホームなお店であることを伝えたい
という思いでした。
ショップカードはいつ使われるのか
大きく分けて2つ。
- 来てもらったお客さんがもって帰る
- 他のお店に置かせてもらう
1のお客さんがショップカードを使う場面を考えると、もう一度お店に来ようと思った時、誰かにこのお店を伝えるときが考えられます。
予約や問い合わせの電話をかけやすいように、店名の下に電話番号を少し大きめに配置しました。
地図は最寄りの中野駅駅から、目印となる建物を最低限だけ書き込みました。
2の他のお店に置かせてもらった時のことをすごく考えました。
たくさん並んでいるショップカードの中でどうしたら目をひくかというよりは、今回のターゲットは女性だったので、「かわいい」「持っていたい」と思えるような方向で作ろうと思いました。
杜氏さんに書いてもらった店名は毛筆で力強い。今回のテイストでつかうために文字の黒を落として、柔らかい雰囲気で使いました。
「このショップカードください」と言われるようになった
狙ったものがちゃんとヒットしたみたいで、女性のお客さんに「ショップカード」くださいと言われることが多くなったようです。
満足してもらえてよかった。
このお店とオーナーに会って焼酎が飲めるようになったし、ごはんも美味しい、すごく素敵なお店です。
中野にお立ち寄りの際は是非。
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